【ブログ】ネタバレ注意!
2022.05.23

「ジェームズ・ボンド」といえば、世界一有名なスパイです。彼は第2次世界大戦中の本物のスパイであったイアン・フレミングという作家から生まれました。1962年にスクリーンに登場し、以後、60年にわたって、世界中の映画ファンに愛されています。当時のボンドは任務の為なら女性をも平手打ちするような人物として描かれていましたが、時代が流れ、上司が女性になり、ボンドと対等に任務をこなす女スパイが登場するなど、様々な社会背景とともにボンドの描き方にも変化が加えられてきました。

 昨年公開された最新作「NoTimeToDie」では、一昔前の男性であれば、一度は憧れるクールでスマートなナイスガイの007もジェンダーレスな現代ではなかなかその存在を貫けないようで、命を落とすクライマックスを迎えました。あ~もう007も見納めかぁ、と思いながらエンドロールを見ていると、‘James Bond Will Return’とありました。次世代のジェームズ・ボンドがどう描かれるのか次回作が楽しみです。(T.K)